研究会について

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概要

研究会名 日本先進歯科医療研究会
代表 伊藤 秀寿(勾当台デンタルクリニック 院長)
所在地 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-16-15 ツルミヤ本町ビル3F
電話番号 022-352-8882
メールアドレス

info@jadi.tokyo

日本先進歯科医療研究会

Japan Advanced Dental Institute(JADI)

設立理念

  1. 承前啓後の精神で新しい歯科医療の発展を目指す。
  2. より良い包括的な歯科医療を提供するための研究・開発 。
  3. 口腔から全身を診る歯科医師・衛生士の育成。
  4. 歯科医師・衛生士の技術習得・サポート。
  5. 海外の歯科医師との連携・交流により知見を広める場の提供。

現在の医学・医療は、多くの研究者らの努力により目覚しく発展し、多くの疾病が克服されつつある。その結果、現代の長寿社会を実現している。しかし、いくら長寿社会になったとしても寝たきりではなく健康な状態を維持しなければならない。いわゆる健康長寿社会を実現するためには歯科医療では何が出来るのか。しっかりと咬め、会話にも支障がなく、人前でも歯を出して笑える口腔内環境を歯科医療が提供し、QOLを維持・向上させることが重要であろう。

また、歯科においても新しい技術や機器等の開発および8020運動(”80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動)の成果もあり、残存歯数も増加傾向にある。歯科疾患実態調査によると2000年の8020運動開始当初は80歳で20本以上の歯を残している高齢者は7%程度(当時の80歳における平均残存歯数4~5本)であったものが2005年には25%になり、2011年では40%、2016年においては、遂に50%を越えた。

“歯と健康”に関する報告書や論文は多く存在する。例えば、香川県歯科医師会の報告では、歯の本数が20本以上有した人に比べ、0~4本と少ない人の年間医療費は約19万円も高いことが指摘されており、また論文Psychosomatic Medicineにおいては認知症においては約2倍の発症リスクがあることが発表されている。また、歯を失う主な原因である歯周病が、心臓病や糖尿病などの全身疾患に関連していることは、もはや周知の事実であろう。

だが、もし8020が達成できなくても、適切なインプラントや義歯を用いて機能回復を行うことにより20本の歯が残存しているのと同程度の効果を得ることができる。しかし、歯周病等により顎骨や歯肉が高度に吸収された顎堤にインプラントや義歯を用いた治療は難しく、顎堤を回復するには専門的な外科的手技や技術が必須となる。

つまり、“健康長寿社会”を歯科医療からサポートするためには、如何に健全な歯を残し、咬合機能回復をさせるかが重要である。そのためには、これまでの先人達が培ってきた医療に、最新の知見を加えて、さらなる充実した歯科医療を提供しなければならない。

本研究会は、“先進歯科医療”研究会として立ち上げたが、決してすべての最先端歯科医療を良しとして探求するのではない。IT化が進み、様々な情報が溢れる現代では本当に役立つ最新情報はごく僅かしかないからだ。だが、より良い方法や術式、機器があるにもかかわらず、知らずして苦労したり、治療が遂行できない状況は避けたい。そこで、より安心で安全な歯科医療を提供するためにも、確実性を重視し、症例検討を行い、技術や知識の研鑽を積む場として設立した。

今後は多くの専門的な立場の先生方とともに、科学的根拠に基づいた包括的な歯科医療を築き、国民の健康に寄与し、多くの先生方が享受できる先進歯科医療として発信、啓蒙を 行っていくことを目的としている。

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加盟歯科医師のご紹介

医療法人社団高緩会 勾当台デンタルクリニック    https://www.koutoudai-dc.com/
                 伊藤 秀寿     IDAI (国際インプラント学会) 認定医 専門医 指導医 修得

医療法人社団高緩会 勾当台デンタルクリニック
https://www.koutoudai dc.com/
伊藤 秀寿
IDAI (国際インプラント学会) 認定医 専門医 指導医 修得

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日本先進歯科医療研究会